なぜ融資を受けるには創業時がいいのか？

融資がお金を借りることと理解すると、創業していきなり借金するのはどうなのか？とネガティブなイメージを持つかもしれません。
しかし、事業開始後数年が経過して融資を申し込むよりも、実は創業時の方が融資には有利な時期といえるのです。
創業時の融資が有利な理由はいくつか考えられますが、大きな理由としては、自己資金がある程度あることが大きいでしょう。
事業をまだ開始していなければ、今後の運転資金などは自己資金として準備しているでしょうから、自己資金を用意できなくて融資を断られたという可能性が低くなります。
また、数年事業をおこなっている場合には、決算書で利益が出ているかなどの業績が客観的に判断されることになりますが、創業時の融資の場合には決算書を提出して業績を判断することは不可能となります。
そのため、あなたが行う事業の事業計画書を作成して、今後の業績予測から資金が必要であることをアピールして金融機関の担当者を納得させることができれば、融資を決定してもらえる可能性が高くなってくるのです。
創業時にはキャッシュフローが大切ですので、融資を上手に活用しましょう。