コロナで資金が厳しい事業所向けの融資とは？

新型コロナウィルスの影響で事業の継続が厳しい会社が多いと思います。
また、その多くの企業は内部留保の少ない中小企業ですので、中小企業に向けて日本政策金融公庫が展開しているコロナ禍での融資について説明します。
日本政策金融公庫は、中小企業事業として新型コロナウィルス感染症特別貸付制度を準備しています。
利用できる条件は以下の2つを満たしている場合です。
①直近1か月の売上高が前年または前々年の同時期と比較して5%以上減少していること
②中長期的に会社の業績が回復しかつ発展する見込みのあること
上記の条件を満たしている事業であれば、融資の限度額は最大6億円となっており、無担保での融資となっていますので、コロナ禍を乗り切って今後の発展を見据える上では、非常に心強い融資制度となっていると思われます。
返済期間も設備資金で20年以内、運転資金で15年以内と長期の返済が可能ですので、現在の苦境を乗り切って業績回復することまでも見込んだうえで、返済計画を立てることができる点でも魅力的でしょう。