個人事業主は銀行融資を受けられるの?
事業をおこなっている方は、個人事業主であっても銀行の融資を受けることは可能です。
ですが、個人事業主が銀行の融資を受ける際には、満たしておくべき条件がありますので、個人事業主として独立して事業を開始したい方は忘れないで実行しましょう。
①個人事業主としての開業届を提出していること
個人事業主として活動する場合には、所得税法という法律により法務局に開業届を提出しないといけないとされています。
ほとんどの個人事業主の方は、開業前に個人事業主として開業届と提出していると思いますが、中には開業届を出すことなく個人事業を営んでいる方もいるかもしれません。
開業届を提出していない場合には、融資を申し込む際に、あなた自身が個人事業主であることを公的に証明することができませんので、融資を受けることを考えるのであれば、開業届は絶対に提出しておきましょう。
②確定申告をしていること
融資の際の提出書類に確定申告書の控えがあります。
個人事業主であれば毎年2月中旬から3月中旬までにおこなうものとされています。
確定申告に関しては、会計ソフトを利用していれば特に問題になることはないでしょう。
③決算が黒字
決算が黒字である方が、融資の可能性が高いことは理解できるでしょう。
返済可能性が高いとみられますので、黒字であることは重要な要素といえるでしょう。