融資って実際いくらまで借りることができるの？

融資制度を確認すると、融資金額の上限額が記載してあると思いますが、全ての方が上限額までの融資を受けることができるわけではありません。
最も簡単に自分の事業で借りられる上限額をある程度把握する方法としては、自分の事業の自己資金をまずは確認してみましょう。
申込みを考えている融資制度の上限額が5,000万円となっているとして、自己資金が500万円とします。
一般的に融資を受けることのできる金額は自己資金の4倍程度までとされていますので、この場合ですと制度上の上限金額は5,000万円ですが、自己資金により上限が制限されてしまい2,000万円が融資額の上限ということになります。
上記の例をみても判断できるとは思いますが、融資の上限額は全ての人に同じではなく、自己資金や、担保として利用できる不動産・動産などの所有資産によっても大きく変化してくることを覚えておくと、融資前におおよその融資可能金額が理解できるのではないかと思います。
自己資金がゼロでは融資が厳しいように、融資の上限を引き出すためにも自己資金の存在は軽視してはいけないということになるのです。