融資と借金って何が違うの？

融資と借金と言葉は違うものの、お金を借りるという意味では同じではないのかと思うかもしれません。
ここでは融資と借金の違いについて考えてみましょう。
融資は、金融機関などが個人事業主や法人に対して、事業で使用する資金を貸し出すことを意味しています。
融資の場合には、融資の申し込みをする段階で、融資をされた資金をどのような目的で事業に使用するかを、明確にしておく必要があるわけです。
単に、事業の継続のためにお金が必要なので貸してくださいでは、金融機関は目的がわからないので貸してくれないことを覚えておきましょう。
借金は、お金を借りる点では融資と全く変わりませんが、必ずしも借りた費用を事業目的に使う必要はなく、単なる消費目的として使用することも許可されていることが、融資と借金の大きな違いになると考えてください。
ですから、借金の場合には、お金を借りる時点で、お金をどのように使用するかが決まっていなくても全く問題ないということができるのです。
以上が融資と借金の違いですが、あなたが事業を営む以上、資金の使い道は決まっているでしょうから、借金ではなく融資を上手に利用して資金調達をするようにしましょう。