融資と投資の違いって何?
似ているようで違う融資と投資の違いについて考えてみましょう。
融資はお金を借りることになり、あなたが起業家であれば、事業のための借金ということになります。融資するのは銀行をはじめとした金融機関が中心ですが、貸し付ける目的は事業の成長の見込みがあると判断したためでもありますが、貸す側には金利で利益を得るという本来の目的があることはおぼえておきましょう。
融資は事業のどの分野に資金を優先的に投入しようが、返済期日を厳守して資金を返済させしていれば問題はありませんので、資金調達を行って自由に経営をおこなう際には最適な手法をいえるでしょう。
投資は、投資家があなたの事業の将来性を見極めて資金を提供する形となります。わかりやすい例としては、株式市場の株式を購入する形だと思いますが、成長すると判断した企業に対して、株式の購入という形で資金を提供することになります。
投資の場合には、調達した資金を返済する必要がないことは、投資先の企業にとっては非常にありがたいことになるでしょう。しかし投資家の多くがある事業に対して将来性を見出して資金を投入した場合には、経営者のあなたの自由な判断を縛られる可能性があることも覚悟しておくようにしてください。